よくある質問

FAQ

リウマチにリハビリは必要ですか?

関節リウマチによる炎症は関節を不安定にします。また炎症による痛みから動く機会が減少し、筋力低下も招きます。薬を使用して炎症を抑えても、関節や筋肉の機能は改善しません。リハビリを行い、低下した機能を再獲得することが必要となります。
また関節リウマチの炎症はどの関節に生じるのか前もって知ることができません。そのため現時点で痛みがなくとも身体全体の機能を高めておくことが、関節リウマチの痛みに対するコントロールとして大切になります。

どのような場合にリハビリを受けたほうがいいのでしょうか?

痛みの有無に関わらず、日常生活に不自由さや手足の使いにくさ、動かしにくさを感じるようであればリハビリを行うことをお勧めします。身体の使いにくさがある場合は、必ずどこかの関節や筋肉の動きが悪くなっています。そのまま放置して生活してしまうと、関節炎や関節変形を増悪してしまう危険性があるため、リハビリが必要となります。

リハビリの頻度はどれくらいが理想ですか?

リハビリの頻度はリウマチの疾患活動性だけでなく、年齢や身体機能の状況、普段の生活環境(仕事や家事など)といった様々な要因を踏まえて判断しています。痛みが強い段階では週1~2回程度実施し、症状が緩和してきたら頻度を減らすなど状況に応じて対応させていただきます。

リハビリをした後に痛みが出た場合はどうすればいいですか?

リハビリでは普段使えていない筋肉を動かすため、実施後に筋肉痛が生じることがあります。筋肉痛であれば2,3日すると軽減します。ただ関節が熱を持って腫れるなど炎症が強くなっている場合は、リハビリでの運動の負荷が強すぎた可能性があります。
その際はアイシングで冷やすように対応してください。症状によって次回以降のリハビリの負荷を調整しますので、ご自身の判断でリハビリを止めず担当のスタッフに症状をお伝えください。

リウマチ以外でもリハビリは受けられますか?

リウマチ以外でもリハビリは可能です。ただリハビリを受けるには適応となる疾患が必要となります。
担当医と相談して頂ければ、症状に応じたリハビリを実施させて頂きます。

インソールはどのような効果がありますか?作製にはどれくらい時間がかかりますか?

歩行時の脚の痛みに対して効果があります。インソールを使用することで歩き方を調整し、関節や筋肉にかかる負担を減らすことができます。そのため足裏の胼胝による痛みだけでなく、膝や足首の痛みの緩和も期待できます。
インソールの作製には身体機能の評価も行います。完成までに4回来院していただく必要があります。

スプリントにはどのような効果がありますか?作製するにはどれくらい時間がかかりますか?

スプリントの効果は、関節の動かせる範囲は残しつつ、変形を予防、動作の改善の効果が期待できます。
作製時間は20分~40分で、当日お渡しが可能です。その後、もし合わないようであれば、再調整が可能です。気兼ねなくお声がけください

リウマチの炎症が落ち着いたら、リハビリも終了して良いのでしょうか?

リウマチの炎症が落ち着いても関節や筋の機能低下が生じている可能性があります。その場合は炎症がなくとも運動時に痛みが生じたり、関節変形が進行するリスクがあります。
リハビリの終了時期は炎症の有無だけでなく身体機能の状態で判断していますので、担当医やリハビリスタッフと相談して決定しましょう。

自宅でできる運動はありますか?

リハビリを受ける時間よりも自宅で過ごす時間の方が圧倒的に長いため、ご自身で行う運動はとても重要となります。しかし適した運動は個人差があります。合わない運動を行うと却って痛みを増悪させてしまう危険もあります。
リハビリではその方の状態に合わせて自宅で行う自主トレーニングも指導させて頂いていますので、一度リハビリを受けて頂くことをお勧めします。

痛みがあっても運動をしても良いのでしょうか?

痛みがある部分に負担が掛かる運動は行わない方が良いです。どうしても行う必要がある場合は、関節を保護するためのサポーターを使用してください。運動そのものは抗炎症作用があるとされているため、痛みのある関節に負担を掛けない運動は行うことをお勧めします。

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