よくある質問
FAQ関節エコーでは何が分かるのですか?
リウマチ性疾患では関節に炎症を起こしたり、骨が破壊されてしまったりすることがあります。
それをエコーを使ってみることができます。
エコー画像で赤く映っている部分は何ですか?
血液がたくさん流れている所は赤くなります。血管には血液が流れているので赤くなりますが、関節の中は流れていません。関節の中が赤くなると炎症と判断します。
被ばくが心配なのでレントゲンは撮りたくありません。問題ないですか?
検査で使用するX線量はごく微量です。胸部レントゲンを撮影するのと、飛行機で海外旅行するのとを比べると胸部レントゲンは飛行機で旅行した時の10分の1の量です。
痛みがないのにエコーやレントゲンを撮るのはなぜ?
リウマチ性疾患は治療が上手くいくと痛みや腫れを感じにくくなります。ただ、痛みや腫れが無くなっても病気が進行していことがあります。それを確認するために検査を行います。
エコー検査で病気がわかりますか?
一つの検査で病気が分かることはありません。ただ、現在の痛みの原因や炎症の程度などはエコー画像から判別することができます。
炎症が残るとどうなりますか?
エコー検査では炎症の程度を知ることができます。骨の近くに炎症が残っていると骨破壊が起こります。腱や靭帯に炎症が残っていると切れてしまう恐れがあります。炎症の程度を確認することで治療法が変わります。