よくある質問

FAQ

通院が難しくなった場合、訪問診療やオンライン診療は受けられますか?

通院が困難になった場合でも、いくつか代替手段があります。
まず、当院では条件を満たす再診患者さんを対象にオンライン診療(遠隔診察)を行う体制があります​。スマートフォンやパソコンを用いて、自宅から医師の診察を受けることが可能です(処方せんも電子的に発行されます)。
また、状態によっては地域の在宅医療(訪問診療)サービスと連携し、医師がご自宅に訪問して診療を行うことも検討します。オンライン診療は、新型コロナ以降に普及した制度で、当院でも既に導入済みです​。遠方に引っ越された患者さんや足腰が不自由な高齢の患者さんが利用されています。ただし、初診時や病状急変時には直接来院いただく必要があるなど制約もあります。訪問診療については、リウマチ専門医が直接訪問するケースは限られますが、地域の在宅療養支援診療所と連携して投薬管理を行い、当院医師は定期的なオンラインカンファレンスや必要時の往診でサポートする形を取ることがあります。いずれにせよ、「通院できない=治療中断」にはなりませんので、ご安心ください。お困りの際は早めに主治医にご相談いただき、一番良いフォロー方法を一緒に考えましょう。

夜間や休日に急に困ったときはどうすればいいですか?

夜間や休日に症状が悪化した場合、いくつかの対処法があります。
まず、命に関わるような症状(激痛で動けない、胸の痛みや息苦しさ、意識障害など)の場合は躊躇せずに救急病院を受診してください。関節リウマチそのものの急な悪化であれば、夜間休日でも当番の総合病院で痛み止めの処方や必要な処置を受けられます。軽症で救急に行くほどではないが不安な場合は、当院のリウマチコール(電話相談サービス)に連絡し、アドバイスを受けることも可能です​。リウマチ患者さんは免疫抑制剤を使っていることもあり、発熱した場合などは感染症のリスク評価が重要です。39℃以上の高熱や激しい痛みが夜間に出現した場合は、無理に我慢せず救急受診するほうが安全です。その際、救急医に「リウマチで〇〇の薬を使用中」であることを伝えてください。休日についても同様で、地域の救急当番医や病院を利用しましょう。
一方で、「明け方に少し手がこわばる」「薬を飲み忘れて関節が少し痛む」程度であれば、次の診療日まで自宅で安静・様子見でも大丈夫なケースが多いです。市販の痛み止めでしのげる場合もあります。判断に迷うときのために当院では患者さん直通の相談窓口(リウマチコール)を設けています​。夜間休日でも対応時間内であれば電話で指示を仰げますので、不安な際は活用してください。

高齢でひとり暮らしですが、通い続けるのが心配です。対応はありますか?

高齢の一人暮らしの患者さんでも治療を継続できるよう、当院では様々な支援策を講じています。
まず、オンライン診療を活用すれば通院回数を減らすことが可能です​。
また、病状が安定していれば処方日数を長くして来院頻度を調整することもあります。どうしても来院が難しい場合は、在宅医療機関と連携して訪問看護師によるフォローや、必要時の医師往診を調整します。ご高齢で交通手段がない方には、地域の送迎サービス(行政やボランティアによる車の手配など)を案内することもできます。また、デイケアやデイサービス利用中に当院のリハビリを組み合わせるなど、介護サービスとの連携も可能です。お一人で不安な場合、主治医がご家族と連絡を取り合い病状を共有することもできます。例えば離れて暮らすご家族に電話で説明したり、必要に応じて診療情報提供書を書いて近隣の医院と情報共有するケースもあります。「通院が負担で治療をやめてしまいたい」と思う前に、ぜひ我々医療者に相談してください。
患者さんの生活環境に合わせた治療継続プランを一緒に考えます。

電話予約
LINE予約LINE予約
WEB予約WEB予約