タバコやお酒は控えたほうがいいですか?
はい、控えることを強くお勧めします。タバコは関節リウマチの発症リスクを高め、病状を悪化させる要因とされています。
また治療薬の効果を妨げる可能性もあるため禁煙が望ましいです。お酒も大量摂取は避け、特にメトトレキサートなど肝臓に影響を与える薬を服用中は節酒してください。喫煙は関節リウマチの環境要因リスクの代表です。喫煙者は非喫煙者に比べリウマチになりやすく、またリウマチになってからも関節破壊の進行が早いとの報告があります。可能なら禁煙外来なども利用して断煙しましょう。アルコールについては、適量であれば必ずしも禁忌ではありませんが、週に何回も多量に飲む習慣は控えるべきです。飲むなら週にビール1~2本程度までにとどめておくのが無難です。主治医に相談すれば、肝臓への影響を定期的にチェックしながらであれば少量の飲酒を許可してくれる場合もあります。いずれにせよタバコは×、お酒はほどほどが原則です。