和田 琢

経歴

愛知県江南市生まれ

• 1998年3月　滝高等学校卒業
• 2001年4月　埼玉医科大学医学部入学
• 2007年3月　埼玉医科大学医学部卒業
• 2007年4月　埼玉医科大学病院初期研修医
• 2009年4月　埼玉医科大学病院後期臨床研修医（内科）
• 2010年4月　埼玉医科大学病院リウマチ膠原病科助教、埼玉医科大学大学院医学研究科臨床医学研究系内科学入学（社会人大学院生）
• 2014年3月同　修了（2014年学位取得）
• 2016年5月　オハイオ州立大学Rheumatology and Immunology客員研究員
• 2017年12月　埼玉医科大学リウマチ膠原病科助教
• 2023年2月　埼玉医科大学リウマチ膠原病科講師
• 2024年1月　あずまリウマチ・内科クリニック非常勤医、埼玉医科大学リウマチ膠原病科非常勤講師
• 2025年4月　あずまリウマチ・内科クリニック常勤医

専門

所属学会

• 日本内科学会
• 日本リウマチ学会
• 日本免疫学会
• 日本臨床免疫学会
• 日本脊椎関節炎学会
• 日本細胞外小胞学会
• 日本RAヘルスプロフェッショナル研究会

学会活動

• 成人スチル病診療ガイドライン2017年版 [2023年Update]システマティックレビュー担当
• 関節リウマチ診療ガイドライン2024年版SR支援委員
• 第1期J-STAR-IR委員

賞与

• APLAR 2024 Travel Award on JCR

代表論文

• Wada TT, Araki Y, Sato K, Aizaki Y, Yokota K, Kim YT, Oda H, Kurokawa R, Mimura T. Aberrant histone acetylation contributes to elevated interleukin-6 production in rheumatoid arthritis synovial fibroblasts. Biochemical and Biophysical Research Communications. 2014 Feb 21;444(4):682-6.
• Wada TT, Sato K, Mimura T：A case of systemic lupus erythematosus with multiple nodules in the bilateral lungs and vertebrae (Case Report). European Journal of Rheumatol. Mar;3(1),38-40, 2015
• Araki Y, Wada TT, Aizaki Y, Sato K, Yokota K, Fujimoto K, Yoon-Tae, Oda H, Kurokawa R, Mimura T. Histone methylation and STAT3 differentially regulate IL-6-induced MMP gene activation in rheumatoid arthritis synovial fibroblasts. Arthritis & Rheumatol. May;68(5):1111-23, 2016
• Wada TT, Yokota K, Iida S, Kanno Y, Shinozuka N, Sato K, Asanuma YF, Yamamoto K, Mimura T. Transition from Epoprostenol to Selexipag in a Patient with Systemic Sclerosis and Pulmonary Hypertension during the Postoperative Period of Colon Cancer Surgery: A Case Report. J Scleroderma Relat Disord. 2022 Jun;7(2):NP4-NP8.
• Takuma Tsuzuki Wada, Kazuhiro Yokota, Norihito Tarumoto, Shigefumi Maesaki, Tomoaki Tomiya, Takuya Maeda, Toshihide Mimura. Evaluation of the validity of SARS-CoV-2 infection control measures through antibody testing for employees of a university and hospital. International Journal of Clinical Medicine 2022; 13(3):83-89.
• Takuma Tsuzuki Wada, Kazuhiro Yokota, Sakon Sakai, Machika Soma, Hiroshi Kajiyama, Norihito Tarumoto, Shigefumi Maesaki, Takuya Maeda, Makoto Nagata, Toshihide Mimura. Evaluation of anti-severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 antibody levels in coronavirus disease breakthrough infection during immunosuppressive therapy in a patient with connective tissue disease-related interstitial lung disease: Mod Rheumatol Case Rep. 2023 Jan 3;7(1):288-292.
• Ikumi N, Fujita H, Wada TT. Generalized pustular psoriasis occurred immediately after the withdrawal of upadacitinib in a patient with plaque psoriasis with inflammatory arthritis. J Dermatol. 2023 Dec;50(12):e398-e399.
• Tsuzuki Wada T, Yokota K, Inayoshi F, Sakai S, Okumura N, Matsuda M, Osawa I, Araki Y, Funakubo Asanuma Y, Akiyama Y, Mimura T. New-onset Immune-mediated Necrotizing Myopathy and Trigeminal Neuropathy after SARS-CoV-2 mRNA Vaccination in a Patient with Rheumatoid Arthritis and Sjögren's Syndrome. Intern Med. 2023 Dec 15;62(24):3699-3706.
• Nakayama Y, Nagata W, Takeuchi Y, Fukui S, Fujita Y, Hosokawa Y, Ueno M, Ono K, Sumitomo S, Tabuchi Y, Nakanishi Y, Saito S, Ikeuchi H, Kawamori K, Sofue H, Doi G, Minami R, Hirota T, Minegishi K, Maeshima K, Motoyama R, Nakamura S, Suzuki S, Nishioka N, Wada TT, Onishi A, Nishimura K, Watanabe R, Yanai R, Kida T, Nishiwaki H, Yajima N, Kaneko Y, Tanaka E, Kawahito Y, Harigai M. Systematic review and meta-analysis for the 2024 update of the Japan College of Rheumatology clinical practice guidelines for the management of rheumatoid arthritis. Mod Rheumatol. 2024 Oct 15;34(6):1079-1094. doi: 10.1093/mr/roae049. PMID: 38814660.
• Tsuzuki Wada T, Yokota K, Okada M, Ichimura T, Ueno T, Okumura N, Osawa I, Inoue K, Akiyama Y, Nakazato Y, Sasaki A, Yamamoto T, Mimura T. Co-occurrence of Neuromyelitis Optica Spectrum Disorder and Idiopathic Multicentric Castleman Disease Successfully Treated with Tocilizumab: A Case Report. Intern Med. 2024 Dec 26. doi: 10.2169/internalmedicine.4503-24. Epub ahead of print. PMID: 39721693.

国内学会発表

• 和田琢, 秋山雄次, 太田宗夫, 坂本真裕子, 島田祐樹, 山本晃範, 進藤靖史, 吉田佳弘, 横田和浩, 荒木靖人, 秋葉春彦, 梶山浩, 中嶋京一, 佐藤浩二郎, 淺沼ゆう, 三村 俊英：ベーチェット病に対するインフリキシマブ使用例の検討 第55回日本リウマチ学会総会・学術集会　第20回国際リウマチシンポジウム、2011年7月19日
• 和田琢, 秋山雄次, 丸山崇, 柳澤麻依子, 井熊大輔, 太田宗夫, 坂本真裕子, 島田祐樹, 山本晃範, 進藤靖史, 吉田佳弘, 横田和浩, 荒木靖人, 梶山浩, 秋葉春彦, 中嶋京 一, 佐藤浩二郎, 舟久保ゆう, 三村俊英：当院におけるアバタセプト使用例の検討　第56回日本リウマチ学会総会・学術集会　第21回国際リウマチシンポジウム、2012年4月26日
• 和田琢, 秋山雄次, 丸山崇, 柳澤麻依子, 井熊大輔, 太田宗夫, 坂本真裕子, 島田祐樹, 立花秀介, 吉田佳弘, 横田和浩, 荒木靖人, 梶山浩, 秋葉春彦, 佐藤浩二郎, 舟久保ゆう, 三村俊英：全身性エリテマトーデス合併関節リウマチに対してアバタセプトを投与した４例．第57回日本リウマチ学会総会・学術集会　第22回国際リウマチシンポジウム．2013年4月19日
• 和田琢, 荒木靖人, 佐藤浩二郎, 横田和浩, 三由文彦, 梶山浩, 舟久保ゆう, 金潤澤, 織田弘美, 秋山雄次, 三村俊英: ヒストンアセチル化関節リウマチ滑膜線維芽細胞のIL-6過剰産生に関与する. 第58回日本リウマチ学会総会・学術集会. グランドプリンスホテル新高輪 2014年4月26日
• 和田琢, 國分昭紀, 柳澤麻依子, 丸山崇, 井熊大輔, 立花秀 介, 島田祐樹, 進藤靖史, 吉田佳弘, 横田和浩, 荒木靖人, 梶山浩, 秋葉春彦, 佐藤浩二郎, 秋山雄次, 三村俊英：悪性リンパ腫合併関節リウマチ 症例30例の臨床的検討～メトトレキサート関連リンパ増殖性疾患を中心に～. 第59回日本リウマチ学会総会・学術集会　名古屋国際会議場　2015年 4月25日
• 和田琢，舟久保ゆう，松田真弓，矢澤宏晃，中尾嘉修，神津教倫，岡元啓太，丸山崇，吉田佳弘，横田和浩，荒木靖人，梶山浩，佐藤浩二郎，秋山雄次，三村俊英：高齢関節リウマチ症例における生物学的製剤の有効性，安全性及び継続率の臨床的検討．第63回日本リウマチ学会総会・学術集会　国立京都国際会館　2019年4月17日
• 和田琢，小島卓巳，酒井左近，岡元啓太，松田真弓，矢澤宏晃，丸山崇，吉田佳弘，横田和浩，梶山浩，荒木靖人，佐藤浩二郎，舟久保ゆう，三村俊英：大腸癌手術時にエポプロステノールを一時的に導入し術後にセレキシパグにスイッチ出来た肺動脈性肺高血圧症合併全身性強皮症の一例．第64回日本リウマチ学会総会・学術集会　2020年8月17日
• 和田琢，舟久保ゆう，門野夕峰，三村俊英：脊椎関節炎の病態と治療薬の概要．第65回日本リウマチ学会総会・学術集会　シンポジウム　オンデマンド配信　2021年4月28日
• 和田琢，菅野温子，伊澤直広，酒井左近，丸山崇，吉田佳弘，横田和浩，梶山浩，荒木靖人，舟久保ゆう，門野夕峰，三村俊英：体軸性脊椎関節炎と末梢性脊椎関節炎における臨床的特徴の比較検討． 第65回日本リウマチ学会総会・学術集会　オンデマンド配信　2021年4月28日
• 和田琢，舟久保ゆう，菅野温子，伊澤直広，吉田佳弘，横田和浩，梶山浩，荒木靖人，門野夕峰，三村俊英：乾癬性関節炎が不安，抑うつに及ぼす影響についての検討．第66回日本リウマチ学会総会・学術集会　パシフィコ横浜（ハイブリッド開催）　2022年4月26日
• 和田 琢，舟久保 ゆう，宮野 恭平，岡部 裕一，菅野 温子，伊澤 直広，横田 和浩，梶山 浩，荒木 靖人，秋山 雄次，常深 祐一郎，門野 夕峰，三村 俊英：乾癬により QOL 障害をきたした PsA 患者の臨床的特徴．日本脊椎関節炎学会第32回学術集会　かごしま県民交流センター　2022年9月10日
• 和田琢，舟久保ゆう，岡部裕一，菅野温子， 伊澤直広，吉田佳弘，横田和浩，梶山浩，荒木靖人，秋山雄次，門野夕峰，三村俊英：乾癬性関節炎患者における心血管危険因子と冠動脈疾患発症リスクの検討．第67回日本リウマチ学会総会・学術集会　福岡国際会議場　2023年4月25日
• 和田　琢、井汲　菜摘、藤田　英樹、宮野　恭平、常深　祐一郎、岡部　裕一、伊澤　直広、門野　夕峰、舟久保　ゆう、秋山　雄次、三村　俊英：ウパダシチニブ中止後に膿疱性乾癬を発症した乾癬性関節炎の一例　第33回日本脊椎関節炎学会学術集会　2023年9月10日
• 和田琢，舟久保ゆう，松田真弓，矢澤宏晃，梶山浩，横田和浩，荒木靖人，秋山雄次，三村俊英：関節リウマチ治療におけるJAK阻害薬またはトシリズマブの実臨床下での継続率と安全性の比較検討．第121回日本内科学会　国際東京フォーラム（ハイブリッド開催）　2024年4月14日
• 和田琢，舟久保ゆう，松田真弓，矢澤宏晃，梶山浩，横田和浩，荒木靖人，秋山雄次，三村俊英：JAK阻害薬またはアバタセプトで治療された関節リウマチ患者における継続率と安全性の比較検討．第68回日本リウマチ学会総会・学術集会　神戸コンベンションセンター　2024年4月18日
• 和田琢，舟久保ゆう，伊澤直広，門野夕峰，宮野恭平，常深祐一郎，秋山雄次，三村俊英：強直性脊椎炎と乾癬性関節炎における臨床的特徴の比較検討．日本脊椎関節炎学会第34回学術集会　グランキューブ大阪　2024年8月18日
• 和田　琢、八子　徹、浦　高希、新井　由美子、東　孝典：複雑な背景を有する高齢Difficult-to-Treat関節リウマチ症例に対するオゾラリズマブの使用経験 第39回日本臨床リウマチ学会 2024年12月1日
• 和田　琢、酒井　なつき、堀内　智成、浦　高希、新井　由美子、東　孝典：24時間以内に発作時と非発作時の超音波所見を捉えた抗CCP抗体陽性発作性関節炎の治療例 第69回日本リウマチ学会総会・学術集会 2025年4月24日
• 和田　琢：関節炎・付着部炎に対するTNF阻害薬の位置づけ 第69回日本リウマチ学会総会・学術集会 シンポジウム16 2025年4月26日

著書（単著）

• 和田琢：こんな対応はNG!　非専門医のためのリウマチ・膠原病診療（監修　三村俊英）：株式会社　金芳堂，2020年4月30日
  https://www.kinpodo-pub.co.jp/book/1827-3/
• 和田琢：そうだったのか！この1冊でスッキリわかる！リウマチ・膠原病の薬物療法の考え方・選び方・使い方（監修　三村俊英）：株式会社　金芳堂，2021年6月20日
  https://www.kinpodo-pub.co.jp/book/1870-9/

総説

• 和田琢，三村俊英：17　免疫抑制療法により発症するB型肝炎対策．Ⅷ．最新の研究トピックス．日本臨牀　増刊号　血管炎（第2版）；76（6）：622-626，2018（7月）
• 和田琢,三村俊英：特集　SLEの新しい治療戦略．連載　不明熱の原因となるリウマチ性熱．成人スチル病．「分子リウマチ治療」12（2）：42-46，2019（4月）
• 和田琢，三村俊英：特集　意外と知られていない！？　自科の常識　他科の非常識．　第4章　膠原病．関節エコー検査は関節リウマチの診療において、なくてはならないものである．「内科」128（3）：474-477，2021.9月
• 和田琢，舟久保ゆう，宮野恭平，門野夕峰，三村俊英：特集　全身疾患としての乾癬．リウマチ性疾患としての乾癬．乾癬性関節炎の臨床像と鑑別診断．「内科」129（1）：43-47，2022．1
• 和田琢：特集　脊椎関節炎SpAを理解する　疾患概念・診断基準・最新治療．乾癬性関節炎（PsA）の疫学，病態．「臨床整形外科」　59（4）:361-367，2024年4月
• 和田琢：この患者の白血球減少は，膠原病と関連がありますか？ シリーズGノート「この患者さんリウマチ・膠原病かも？」と迷ったときの診断のカンどころ　羊土社 2025年4月