リハビリと薬物治療の併用について

treatment

新しいリウマチ治療のアプローチ

従来の常識

薬物治療が十分なかった時代、関節リウマチのリハビリテーションは、破壊が進んで変形した手足で不自由な日常生活をどう手助けするか、固まってしまった関節の可動域を少しでも広げるためのものでした。

関節リウマチになった直後や、関節が腫れたり痛い、炎症の強い時期には積極的なリハビリを行うと、かえって悪くなる。
やさしくなでたり冷やしたりする程度しかできない、ということが常識でした。

現代の治療環境

今は、寛解が当たり前になるほど治療が進んでいます。
とはいえ寛解になるまでの間に、痛みで十分に動かせなかった関節、或いは関節の周りの筋肉が衰えてしまうことがあります。
寛解になっても、すぐに元通りの日常生活に戻れない方もいます。

常識を覆す疑問

「リハビリは発症早期や炎症が強く痛いときにはできない。」
「リウマチだから元には戻れない」

これは現代でも常識のままでいいのでしょうか?

当クリニックの独自アプローチ

私たちは患者さんが 普通の生活を早くとり戻えるために、発症早期からリハビリテーションを積極的に活用するクリニック独自のリウマチ治療を行っています。

早期リハビリの効果(2024年日本リウマチ学会発表)

リウマチを発症した直後の炎症が強い時期であっても、積極的にリウマチリハビリを行うことで

  • 痛みが和らぐ
  • 関節の可動域が維持される
  • 筋力が衰えることを防ぐ

リハビリと薬物治療の相乗効果(2025年日本リウマチ学会発表)

リウマチと診断されて、薬物治療が始まると同時にリウマチリハビリを積極的に行うと

  • 身体機能が維持される
  • 痛みが和らぐ
  • 薬物治療に悪影響は全くない
  • 寛解に入るスピードや治療効果は変わらない
  • 患者さんの痛みの自覚は軽快する
  • 炎症反応も改善する
  • 寛解にスムーズに入れて寛解の時期が長く安定する

ケア・キュア療法の成果

診断直後に身体機能を評価して、リハビリのケアと治療のキュアを組み合わせることで、患者さんがスムーズに寛解に入り維持できる相乗効果が得られています。

患者さんの治療効果とwell beingに新しい希望をもたらす力がリウマチリハビリにはあると感じています。

今までになかったリハビリと薬物療法のコンビネーション、ケア・キュア療法に期待してください。

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