ラッコラがうまれるまで



ホームページの中にちょこちょこ現れてくるこの子は何だろう?この子の名前はラッコラです。
リウマチ(Rheumatoid Arthritis)と膠原病(collagen disease)のかしらもじからra(ら)colla(こら)という音をイメージしました。
さらにラッコとコアラが連想ゲームであらわれて、
かわいい有袋類と海洋生物の合体したクリーチャーにしよう、というところまではすんなり決まりましたがかわいくてシンプルで、コアラとラッコにつながるかたち、となると意外と難しく、試行錯誤の末に生まれたのがこの子です。
コアラはふさふさの耳に大きな鼻。ラッコの顔は横長で小さな耳。魚介類を捕食するため歯が獰猛な感じ。かわいいのはコアラかな。では胴体はラッコで…ラッコの胴体?あわててサイトを確認して胴体長い!…立てるんだ…しっぽ大きいね…と、ラッコらしさを追求しつつキャラクターらしく親しめるように…なんだかんだ、2か月ほどもかかったでしょうか。
遂に完成したこの子は、たいそう生真面目なようです。こんな風にマスクをがんばってつけてみたり、せっせと手洗いしてみたり。患者さんのお手本となるように一生懸命なのです。
ドクターやナースの格好で皆さんにご説明することもありますよ。
医療機関のホームページとして、どうしても耳なじみのない単語や病名が多くなり、読むのが退屈…頭に入ってこない…そんな時ラッコラが登場してページを和ませられればいいな、と期待しています。最近は往診車にもプリントされ、町の中を走るようにもなりました。
この子がきっかけでリウマチ・膠原病に関心を持つ方が増えることを願っています。


