リウマチ膠原病外来
medicalリウマチ・膠原病外来について

私たちのリウマチ・膠原病外来では、専門医が3診察室体制で診療を行っています。
土・日や夜間も診察していますので、お仕事をされている方にも通院しやすい環境です。
専門医による正確な診断と専門的な治療、また治療が必要ないケースでも、定期的なフォローアップによる早期診断を目指しています。
乳幼児から高齢者まで、すべての世代の患者さんに対応しており、通院が困難になった患者さんが治療を継続できるように訪問診療も始めました。
経験豊富な専門医が多数在籍し、リウマチや膠原病に加え、自己炎症性疾患や脊椎関節炎など、他科連携が必要な疾患にも対応可能です。
地域医療連携を通じて、入院が必要な方にも対応いたします。
このような方はご相談ください
リウマチや膠原病の専門外来では、今ある症状を取り除き、病気になる前の生活に戻ることを目指します。難しい場合でも、少しでも暮らしが楽になるように治療します。進行を抑えて安定させることも大切です。
リウマチや膠原病が疑われる症状
- 家族にリウマチや膠原病の人がいる
- 体の痛み(関節、筋肉、頭痛、腰痛など)
- 長引くだるさ、強い倦怠感
- 繰り返す発熱、微熱
- 発疹
- いくつもの医療機関を受診しても原因がわからない
- 検査結果でCRP、RF、抗CCP抗体、抗核抗体のいずれかが陽性
日常生活への支障
関節の痛みや腫れ、こわばりにより、次のような日常生活の動作が困難になることがあります。
- シャツのボタンが留めづらい
- 箸が使いづらい
- ドアノブが開けられない
- ペットボトルのふたが開けられない
- 洗顔ができない
- 髪をとかせない
- 階段が下りられない
- 素足でフローリングを歩けない
- 上着の脱ぎ着ができない
- お尻が拭けない
- ズボンが下ろせない
- 指輪が抜けない
- 寝返りが打てない
- 朝起き上がれない
- 布団から立ち上がれない
- 洗濯物を干せない
リウマチの症状は人それぞれ
関節が痛む人、体全体が痛い人、筋肉が痛くて動けない人もいます。軽い痛みの人もいれば、激しい痛みに苦しむ人もいます。熱やだるさ、皮膚の症状に悩むこともあります。
共通する症状は、体の痛み、熱、だるさです。インフルエンザのような症状ですが、すぐには良くならず、長く続きます。風邪とは違うと感じたら、リウマチや膠原病を疑ってください。
リウマチ・膠原病内科で行われる検査・治療
当院で行う検査
- 血液検査
- レントゲン検査
- エコー検査
- CT検査
- 心電図
- 骨密度(DXA法)検査
リウマチ・膠原病の薬物治療
関節リウマチ
- 抗リウマチ薬(DMARDs)
- 生物学的製剤
- JAK阻害薬
- その他対処療法(ステロイドや消炎鎮痛薬)
膠原病
免疫を抑えたり調整したりする治療をするのが一般的ですが、膠原病に関しては各疾患ごとに治療法が異なるので、詳細は、以下の各疾患ページにてご確認ください。
リウマチ・膠原病内科で診療可能な疾患
- 特発性間質性肺炎
- ANCA関連血管炎
- SAPHO症候群
- キャッスルマン病
- 結節性紅斑
- IgA血管炎
- 巨細胞性動脈炎
- 多発血管炎性肉芽腫症
- スチル病
- 家族性地中海熱
- 強直性脊椎炎
- 結節性多発動脈炎
- 顕微鏡的多発血管炎
- 若年性皮膚筋炎
- 小児全身性エリテマトーデス
- 痛風関節炎
- 混合性結合組織病(MCTD)
- 結晶性関節炎
当院で診療ができない方
線維筋痛症の診療は行っていません(セカンドオピニオンは可能です)。