子どものリウマチ・膠原病を診てもらいたい方へ

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子どもにもあるリウマチ・膠原病

リウマチ膠原病は大人だけの病気ではありません。赤ちゃんから幼児 学童 思春期のお子さん、成人前のどの時期にでも実は発病する病気です。お子さんが患者さんですから、本人だけではなくご両親ご家族が一緒に向き合うことになります。

大人に比べると患者さんの数はずっと少ないため、一般的にはあまり知られていません。小児科の専門医やかかりつけの医師も見逃してしまうことがほとんどです。

気づきのサイン

お子さんのリウマチ膠原病に気がつくサインには、以下のようなものがあります。

  • 月に何度も熱を出す
  • 元気がない
  • 機嫌が悪い
  • 成長が遅い
  • 体に発疹が出る

もちろん体の痛みを訴えることもありますが、特に乳幼児の場合は痛みをうまく伝えられなかったり、痛みの場所を特定できないことが多いものです。

早期発見の重要性

お子さんの様子に気をつけて見ていて「あれ?おかしいかな?」と感じたら、ためらわずに小児リウマチ膠原病専門医を受診することをお勧めします。あるいは小児科の先生に診ていただき、リウマチや膠原病の可能性について相談してください。

早期治療のメリット

  • 正しく診断して早期に治療すれば、早ければ早いほど良くなり治癒できます
  • 適切な治療により、お子さんは健やかな成長を続けることができます

治療が遅れるリスク

気がつかないまま病気が進行すると、以下のような問題が生じる可能性があります。

  • 炎症を起こしている関節が損傷する
  • 片方の腕や脚に炎症があると、左右の長さに差が出てしまう
  • 心身の成長障害が起こる
  • 自己肯定感が低下する
  • 抑うつ状態になることがある
  • 両親への依存傾向が強くなる
  • 将来的に自立が難しくなったり、社会的に孤立することがある

希望を持って治療を

現在の医療は20年前と比べて大きく進歩しています。早期の適切な治療により、上記のような問題を防ぎ、多くの場合は症状を改善または治癒させることが可能になりました。

出口が見つからないような気持ちになりがちですが、お子さんが成長していく姿を見ながら病気が収まっていくことに希望を持って治療を受けてください。苦しい時に頼りになる医師や医療スタッフに巡り会えることを願っています。

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