リウマチ治療をしているけれどよくならない方へ

firsttime

お薬を飲んで治療を続けているのに、なかなか症状が良くならない…。そんな状況にお悩みの方は、焦りや不安を感じていらっしゃることでしょう。関節リウマチや膠原病の治療は長期戦になることもありますが、「今の治療法で本当に合っているのだろうか?」と感じたときは、一度立ち止まって見直してみることも大切です。

今の治療を振り返ってみましょう

現在の治療内容を思い返してみてください。お薬の種類や量はここしばらく変わっていないでしょうか?症状が続いているにもかかわらず治療がずっと同じままであれば、別の治療法を検討する余地があるかもしれません。関節リウマチの治療では、症状が改善しなければ薬剤を追加・変更していくという治療ガイドライン(指針)が示されています。主治医の先生と「次の一手」について相談してみたり、必要であれば専門医によるセカンドオピニオンを求めたりすることも検討しましょう。当院では最新の薬剤を含め様々な選択肢をご提案できますので、現在の治療で十分な効果が得られていない場合も遠慮なくご相談ください。

日常生活で工夫できること

治療効果を高めるために、日常生活の見直しも有用です。例えば睡眠はリウマチの症状に意外なほど影響します。もし十分に眠れていない場合は、それだけで痛みやだるさが強まることがありますので、睡眠の質を改善する工夫をしてみましょう(必要であれば眠れない旨を主治医に伝えてください)。また、食事のバランスを整えることや、歯周病のケア口腔ケアもリウマチの病状に良い効果を与えることがわかっています。これらは見落とされがちですが、ぜひ意識してみてください。

あきらめずに一緒に改善を目指しましょう

現在症状が思わしくない方も、あきらめる必要はありません。治療法は日々進歩しており、今まで試していない方法がきっとあるはずです。例えば、これまで内服薬だけだった方が生物学的製剤JAK阻害薬を組み合わせることで劇的に症状が改善するケースもあります。大切なのは、「このまま仕方ない」と我慢し続けるのではなく、より良くなる可能性を探ってみることです。当院の医師・スタッフが現在の治療や症状を詳しく伺い、改善のための方策を一緒に考えます。どうぞお気軽にご相談ください。

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