よくある質問

faq

痛みやこわばりはあるのに「リウマチじゃない」と言われました。何が原因ですか?

関節の痛みやこわばりを起こす病気は関節リウマチ以外にもいくつか考えられます。例えば、加齢に伴う変形性関節症(いわゆる軟骨のすり減り)や、線維筋痛症(全身の痛みとこわばりを生じる病気)、更年期障害による関節症状などです。また、関節リウマチに非常によく似た症状を示す他の膠原病(例:全身性エリテマトーデスや乾癬性関節炎など)の可能性もあります。リウマチ専門医は、痛む関節の部位や検査所見から他の疾患との鑑別も行います​。例えば指の第一関節(DIP)が痛む場合は、RAよりもヘバーデン結節(変形性関節症)や乾癬性関節炎を疑います。血液検査で炎症反応が強くない場合は、筋肉の痛み(筋痛症)や腱の炎症が原因のこともあります。一方、症状が典型的でも血液検査が陰性の血清陰性リウマチもあるため、一度「リウマチじゃない」と言われても症状が続く場合は別の専門医に相談(セカンドオピニオン)すると安心です。

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