リウマチと言われてショックです。どう受け止めればいいでしょうか?
リウマチの診断を受けたとき、ショックを感じるのは当然の反応です。
まず知っていただきたいのは、現代の治療では関節リウマチは十分コントロール可能であり、適切に治療すれば発症前とほぼ同じ生活を送ることも可能だということです。焦らずに、主治医や看護師と相談しながら少しずつ病気について理解を深めていきましょう。診断直後は「この先どうなるのか」「仕事や家族は…」など不安が渦巻くかもしれません。
しかし、現在のリウマチ治療はかつてなく発展しており、多くの患者さんが寛解を達成しています。まずは主治医から今後の治療計画(どんな薬を使うか、目標は何か)についてしっかり説明を受けてください。不安なことはメモして質問しましょう。また、必要以上にインターネットの体験談などを読んで心配しすぎないことも大切です(古い情報もあります)。どうしても気持ちの整理がつかない場合、医療ソーシャルワーカーやカウンセラーと話をするのも有効です。幸い、この病気は患者数も多く、情報や仲間も得やすいです。
「一人で抱え込まない」ことを意識し、周囲のサポートを借りながら前向きに取り組んでいきましょう。