あずまリウマチチャンネル
blog関節リウマチの痛みは「もぐらたたき」
関節リウマチの初期には、痛みの現れ方に特徴があります。多くの方が、次のように感じて油断してしまうことがあります
- 「痛いのは1か所だけだから、様子を見よう」
- 「2、3日で痛みが消えたから大丈夫」
- 「朝だけ痛いけど昼には治るから病気じゃないかも」
- 「痛い場所が移動するから、いつもの肩こりかな、年のせい?」
しかし、それこそがリウマチの初期サインであることが多いのです。
🐾 もぐらたたきに似たリウマチの痛み
東先院長は診察の時に、患者さんにわかりやすく説明するために「もぐらたたき」の絵を使っています。
- 関節リウマチの炎症=もぐら
- 関節=もぐらたたきの穴
もぐらが顔を出した場所では関節が痛みますが、 すぐに引っ込んでしまい、また別の穴から出てくる。 一度にいくつもの場所から顔を出すこともあります。
そして――
見えていないときでも、もぐら(炎症)は台の中に潜んでいて、静かに骨を壊し始めているのです。
🔍 見逃さないでほしい、初期のサイン
- 痛む関節が移動する
- 何か所も痛むことがある
- 同じ場所に繰り返し痛みが出る
- 朝方だけ関節が動きにくい
- 日によって症状の強さが違う
これらの症状は「年のせい」「疲れのせい」と思われがちですが、 実はリウマチの初期によく見られる変化です。
💬 院長より補足
たとえ今は痛みが軽くても、関節の中では確実に炎症が進んでいます。 だからこそ「様子を見る」よりも「早めに調べる」ことが大切なんです。
あずまクリニックでは、早期診断・早期治療を大切にし、 患者さんが“元通り”どころか“もっと元気”になれるよう、全力でサポートしています。