病気を受け止められない、気持ちが落ち込みます。どこで相談できますか?
そのようなお気持ちはぜひ医療者か専門家に相談してください。
当院では診察時に気持ちの面も含めてお伺いしますし、必要に応じて心療内科や精神科の紹介も行っています。
また、自治体には患者さんのメンタル相談窓口や支援団体もあります。まずは主治医や看護師に「受け止められないほどつらい」と伝えてみてください。 病気の受容は人それぞれペースが違います。無理に前向きになろうとしても難しい時はあります。その場合、専門のカウンセリングを受けるのは有効な手段です。心理士と話すことで、自分の気持ちを整理し、病気と付き合うヒントが得られるかもしれません。
また、同じ病気の仲間の体験談を聞くことも励みになります。リウマチ患者会では電話相談を受け付けていたり、会報でメンタルヘルス特集が組まれたりしています。重要なのは、一人で抱え込まないことです。周囲の家族や友人でも構いませんし、医療ソーシャルワーカーという相談員に話すこともできます。当院のリウマチコールでも日中であれば看護師が相談に乗ります。自分が感じている不安や絶望感をまず誰かに言葉で表してみてください。そこから必ず状況は良い方向に動き始めます。
どうかあなた一人ではないことを忘れないでいてください。